人工知能学会全国大会(JSAI2026)にて2件の研究発表を行いました
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2026年6月に開催された人工知能学会全国大会(JSAI2026)の計算社会科学セッションにおいて、当研究室が参画する共同研究2件の発表を行いました。
アバターの見た目がオンラインのコミュニケーションとソーシャルサポートに与える影響
発表者:高野 雅典(株式会社サイバーエージェント・慶應義塾大学)、横谷 謙次(徳島大学)、阿部 修士(京都大学)、加藤 隆弘(北海道大学)、高 史明(東洋大学)
近年、メタバースやオンラインコミュニケーションサービスの普及に伴い、アバターを介した対人交流が広がっています。本研究では、アバターの見た目がオンライン上のコミュニケーションやソーシャルサポートの認知にどのような影響を及ぼすのかを検討しました。
複数のアバターサービス利用者を対象とした調査データおよび行動ログデータを分析した結果、アバターに対する印象と「他者から支援を受けられる」という認知との関連が示されました。また、オンライン空間で他者から話しかけられやすいアバターの特徴についても検討しました。
本研究は、オンラインコミュニティにおける人間関係形成や、心理的支援を受けやすい環境設計に貢献することが期待されます。
ブログ閲覧履歴ネットワークによる高い育児ストレスを有する親の検出
発表者:横谷 謙次(徳島大学・サイコビット株式会社)、高野 雅典(サイバーエージェント)、阿部 修士(京都大学)、加藤 隆弘(北海道大学)
本研究では、保護者が日常的に閲覧しているブログ記事の履歴に着目し、ブログ閲覧ネットワークを用いて高い育児ストレスを有する親を検出できるかを検討しました。
Amebaブログ利用者を対象として、閲覧履歴と育児ストレス尺度のデータを組み合わせて分析した結果、高い育児ストレスを抱える親は、否定的感情を含む内容や、夫婦関係への不満、育児の困難さ、自己批判に関する記事を多く閲覧する傾向が示されました。また、閲覧履歴ネットワークを活用することで、高育児ストレス群を一定の精度で識別できることが示されました。
本研究は、SNSやブログなどのオンライン行動データを活用した早期支援の可能性を示すものであり、育児支援やメンタルヘルス支援への応用が期待されます。
今後も当研究室では、計算社会科学や人工知能技術を活用し、人々の心理や行動の理解、ならびに社会課題の解決に向けた研究を推進してまいります。
































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