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禁パチ・LINEボット。パチンコ止めたい人募集中。謝金総額3000円あり。徳島大学の准教授らが開発。




パチンコやオンラインカジノなどのいわゆる「ギャンブル」をやっていて、必要以上にお金を賭けてしまったり、賭けてしまったお金を取り戻そうとしたりしたことがこの一年間でありませんでしたか?また、ギャンブルをしないようにしているとイライラしてしまい、ついギャンブルをしてしまったことはありませんか?もしくは、ギャンブルのために周りの友人や家族から借金をしたことがありませんでしたか?


もし、これらの症状に一つでも当てはまる方はギャンブル依存症の可能性がありますので、治療が必要です。日本では相談機関や自助グループなどでこれらの治療を受けることは出来ますが、その多くは対面で行われていますので、そこに通うまでに抵抗を感じられる方も少なからずいらっしゃいます。


そこで我々の研究チーム(横谷謙次:徳島大学准教授、山本哲也:徳島大学准教授、関 陽介:徳島大学准教授、 髙橋英之:大阪大学准教授、髙村 真広:藤田医科大学准教授、阿部修士:京都大学教授)では、チャットでギャンブル依存症からの脱却が目指せるLINEアプリを作成しました。このLINEアプリは匿名で体験できますので、相談機関や自助グループに通う交通費もかかりませんし、面倒な予約もありません。また、嫌になればいつでもやめることが出来ます。



開発責任者の横谷謙次は主に受刑中の依存症者の治療を約8年間実施しており、数多くの治療経験と治療実績があります(Yokotani, K., & Tamura, K. (2015). Effects of personalized feedback interventions on drug-related reoffending: a pilot study. Prevention Science, 16(8), 1169-1176.Yokotani, K., & Tamura, K. (2017). The effect of a social reintegration (parole) program on drug-related prison inmates in Japan: a 4-year prospective study. Asian Journal of Criminology, 12(2), 127-141.Yokotani, K., Tamura, K., Kaneko, Y., & Kamimura, E. (2020). Craving for gambling predicts income-generating offenses: A pathways model of a Japanese prison population. Journal of Gambling Studies, 36(2), 459-476.)。


これらの治療経験と治療実績に基づいて、本研究のLINEアプリは開発されましたので、多くの人にとっても有効なものになり得ると考えています。ただし、このLINEアプリは実験段階のため、まだ効果が検証されたものとは言えません。そのため、効果が検証されている治療法をご希望であれば、やはり相談機関や自助グループを対面で利用されることをお勧めします。それらが最も効果的ですので。


一方、LINEアプリでも良いので、匿名でサクッと試してみたい、という方は、ご協力いただけますと幸いです。使用の流れですが、まずは本研究の趣旨を説明する同意項目がありますので、これらに全て同意していただく必要がございます。次にこの同意を終えたら、謝金送付用のメールアドレスを記入していただき、ギャンブル依存症のチェックを受けていただきます。メールアドレスが正しく、かつ、ギャンブル依存症と判断された方のみ、この実験を受けることが出来ます。少し面倒と感じるかもしれませんが、実験段階のLINEアプリですのでそのあたりはご了承ください。






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